妊娠とカフェイン
お腹の赤ちゃんにカフェインはよくないと言われますが、実際のところはどうなのでしょう。
カフェインはリラックス効果があると言われているので、実は全くダメというわけではありません。
1日たくさんのコーヒーを飲むのは良くありませんが、カフェインが含まれているのはコーヒーばかりではありません。
実は同じ量でも、コーヒーより紅茶の方がカフェイン量が多いのです!
例えばカップ1杯(140ml)では、コーヒーが56mgに対して、紅茶は70mg。
そしてお茶の方がカフェインが少ないと思っている方も多いですが、気を付けて欲しいのが「玉露」。
なんと!同じ140mlに対して、玉露は224mgもカフェインが含まれているのです。
一般的には、妊娠中はのカフェインは300mgまで。
自分のマグカップの大きさを考えながら、1日数回のリラックスタイムなら大丈夫ということです。
カフェインを胎児が摂取すると・・・
大人でも飲みすぎは良くないと言われるカフェイン。
胎児が摂取するとどうなるんでしょう。
少し考えてみてください。
直接飲むわけではありませんが、胎盤を通じて赤ちゃんにカフェインは届きます。その濃度はもちろん、ママが飲む濃さと同じなわけで、小さな体で同じ濃度となればカフェインの量はかなり多いと考えられます。
そのうえ未発達の体ではカフェインは分解することもできないため、小さな体に残ってしまい、カフェインを大量に摂取した時のように不眠や落ち着きがなくなるなどの行動がおこります。
出産後、落ち着きがないのはそのせいかも・・・
と言う方もいるかもしれませんが、カフェインとの関係があるか否かは不明です。
しかし、大人でも飲みすぎると・・・と考えれば、なるべく妊娠中は控えたいものです。
授乳中だって要注意!
出産したらおしまい〜というわけではありません。
よく「いっぱい栄養をとって赤ちゃんに〜」と言いますが、母乳から赤ちゃんは
カフェインを摂取してしまいます。
実は怖いのが乳児突然死症候群。
カフェインを摂取している人の方が発症率が高いんです。。。
しかもカフェインは興奮したりするので、赤ちゃんの寝つきが悪い・・・と言う場合は、
ひょっとしたらカフェインの摂取が関わっているかもしれません。
でも、リラックスタイムには飲みたいな〜というママさんもいると思います。
その場合はノンカフェインの今人気のたんぽぽコーヒーだったり、ハーブティーに
してみたりと工夫をしてみてはどうでしょう。
ノンカフェイン・無農薬で妊娠中・授乳中に安心「たんぽぽコーヒー」